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小型カメラの新常識“薄型カメラ”の実力!
小型カメラの新常識“薄型カメラ”の実力!

小型カメラの需要は年々高まっています。防犯・監視・証拠撮影など、用途はさまざまですが、多くの人が「小型」であることばかりに注目しがちです。


しかし、実は「薄型」であることが、使い勝手や設置の自由度に大きく影響することをご存じでしょうか?


今回は、あまり知られていない「薄型カメラ」の魅力と実力について、実際の使用シーンや製品例を交えながらご紹介していきます。

index

知名度が低い!?薄型の小型カメラ
薄いからどこにでも置きやすい!
薄型の性能を「最大限に発揮する」には隠し方次第
どんな形状の薄型カメラでも「工夫次第!」
プロおすすめの薄型小型カメラ
小型カメラ選びに、「薄い」という視点を

知名度が低い!?薄型の小型カメラ

薄型の小型カメラとはどれくらい薄ければそう呼ばれるかは定義されていませんが、ざっくり言うとカード型、USB型、モバイルバッテリー型、クリップ型などの平べったく置けるカメラが薄型とされる傾向にあります。

小型カメラといえば、その名の通り「小型」であることが一番の特徴と思い込みがちです。確かに手のひらサイズや手の中にすっぽり収まるようなものは小型カメラの醍醐味であり、そのコンパクトさが売りの一つです。

しかし、小型という言葉の裏で本体の「厚み」が意外と見逃されがちです。多くの人が「小さい=使いやすい」と考えがちですが、実は厚みがあることで設置場所に制限がされてしまったり、カメラの存在に気づかれてしまうこともあるのです。

一方で、薄型の小型カメラはその「薄さ」こそが最大の強み。家具と壁の隙間や、本棚と本の間、またはテレビ台などにスッと差し込むように設置ができるため、より自然に空間に溶け込むことが可能です。

薄いからどこにでも置きやすい!

薄型カメラの一番のメリットは、なんといっても「置きやすさ」です。通常の小型カメラでは設置できなかったような場所でも、難なくフィットすることができます。

たとえば、黒いテレビ台の隙間や本棚の奥、家具の陰など、目立たせたくない場所への設置がとても簡単です。設置場所を選ばないという点では、薄型カメラは他のタイプに比べてとても汎用性が高く、設置時に周囲の家具を動かす必要がないため、手間も少なくスマートに使えます。

このように、小型カメラの「薄さ」は単なる形だけの話ではなく、薄いからこその使用時の利便性や自由度に直結しているのです。

薄型の性能を「最大限に発揮する」には隠し方次第!

小型カメラを選ぶとき、多くの人が最優先に考えるのは「いかに目立たずに隠せるか」という点です。その結果、選ばれがちなのがトイデジ型などの非常にコンパクトで一見してカメラとわからないもの。たしかに小さくて隠しやすいという利点はありますが、その反面、コンパクトであるほどバッテリー容量や録画時間などにどうしても限界があり、「撮りたい場面の途中で電源が切れてしまった」といった不満につながることも少なくありません。

一方、薄型の小型カメラは、もちろん商品にもよりますが、たとえばモバイルバッテリー型やカード型などは、「厚みを抑えながらも横幅や縦幅で性能を確保している」ので、しっかりとしたバッテリー稼働時間や高画質性能を備えている商品が多くあります。つまり、“隠しやすさ”を維持しながらも“性能”を妥協しない設計が可能なのが薄型カメラの最大の魅力です。

特に設置型として使う場面では、横幅があってもインテリアなどの隙間に忍ばせる事で自然にカモフラージュすることができ、隠すことにもそうそう困りません。隠せることを考えすぎて無理に極小サイズを追い求めず、必要な性能をしっかり持った“薄型”を選ぶことで、撮り逃しや不具合のリスクを抑えつつ、安心して録画を行うことができます。

どんな形状の薄型カメラでも「工夫次第!」

薄型といっても、形はさまざまです。例えば、ライター型の小型カメラは「薄くて小さい」ですが、「普段ライターを持ち歩かないから不自然に見える」と思う方が大多数です。

ですが、そうした場合も、レンズ以外を本や家具で隠してしまえば実は問題ありません。ライター型とはいえ、使い方次第でただの「薄型の小さいカメラ」として運用することができるのです。

隠しカメラでの撮影にとって重要なのは“小型カメラの偽装タイプ・形状”そのものではなく、“設置の仕方・どう設置するか”。形状が合わないと感じるときは、そのまま使おうとせずに「部分的に隠す」「他の物と一体化させる」など、柔軟に工夫することが成功のカギです。

つまり、形が合わないからといって使えないというわけではなく、むしろ工夫次第で用途の幅が広がるのが薄型カメラの強みでもあります。

プロおすすめの薄型小型カメラ

ここで、実際に販売スタッフおすすめの薄型の小型カメラをいくつかご紹介します。
今回は薄型の中でも、とりわけ本体の大きさとバッテリー稼働時間や高画質性能のバランスが良い商品を選びました。

■超薄カード型カメラ ABC-thin9A

厚さ約9mmという圧倒的な薄さを誇るモデル。高画質で操作もシンプルなため、初心者の方にも使いやすい製品です。隙間への設置がしやすく、使い勝手抜群です。

■ライター型カメラ ABC-100E

厚み約12mmのライター型カメラ。コンパクトで持ち歩きにも便利。ライター型ではあるものの、そのまま薄型カメラとしても活用できます。

■モバイルバッテリー型カメラ ABC-2:1

厚みは約15mmのモバイルバッテリー型カメラ。バッテリーの稼働時間が約20時間と、長時間の撮影に向いています。一見大きいと思える形でも置き方ひとつで目立たず使えるのが薄型の魅力です。

小型カメラ選びに、「薄い」という視点を

小型カメラを選ぶ時、ついつい“全体のサイズの小ささ”にばかり目が行きがちですが、実は“薄さ”が決定的な違いを生むポイントになることも多いです。これは、長年小型カメラを専門に取り扱ってきた当店スタッフの経験に基づいたものになります。

設置場所に困らない、インテリアに溶け込みやすい、工夫次第でさまざまな形状も活かせるなど、薄型カメラならではの利点は数多く存在します。また、薄型というくくりは形のタイプにとらわれないため、長時間撮影が可能なモデルも含まれている点も注目すべきポイントです。

隠しカメラでの撮影は「小さい」という事だけが肝心ではありません。「薄い」からこその実力を、ぜひ一度体感してみてください。

お役立ちコンテンツ

▼小型カメラを「もっと」使いやすくする方法は?

▼小型カメラで長時間撮影するならどれがいい?

▼小型カメラを買う時に最初に決めるべき事【3選】