安い小型カメラを買ってはいけない理由

amaz●nなどの通販サイトでは、時折数千円の安い小型カメラが売られています。目の前に安い物があると、ついついそこそこ高い物よりも安い物を買ってしまいそうになりますが、極端に安い小型カメラは、特別な理由がない限りはできるだけ買うべきではありません。これは小型カメラ専門店としての売り文句ではなく、実際に安物を買って失敗した結果、当店に新たに買いに来るお客様がとても多いからです。

なぜ安い小型カメラは買ってはいけないのか？今回は小型カメラのプロがその理由を解説します。

その１.説明書が日本語じゃない！？
その２.アフターサポートがない！
その３.壊れてるのに使えないまま終わり？！
安い小型カメラを買ってもいいケース
おすすめ格安小型カメラブランド
「安すぎ」にはご注意を

実は小型カメラの多くは日本製ではありません。ですので大もとの説明書も英語だったり、中国語だったり・・・とにかく日本語ではありません。そんな小型カメラを日本の小型カメラ販売メーカーが輸入して自前で日本語の説明書を作るので、日本人も説明書を読んで使えるようになっています。ですので、「自前で日本語の説明書を作る」工程がない小型カメラは外国語の説明書のままです。
特に安い小型カメラ通販代表のamaz●nは国際的かつほぼ誰でも出品できる通販サイトですので、出品者の中には外国業者もいます。外国業者は日本語の説明書を作りませんし、そもそも作る必要がありません。そしてそんな外国業者こそ輸入輸出を必要としないので、極端に安く小型カメラを売ることができます。つまり・・・極端に安い小型カメラは、説明書が日本語じゃない可能性ありきの商品ということになります。

amaz●nやオークション、フリマアプリでは外国業者や、個人の出品者が多くいます。そうした所から小型カメラを買うと、問い合わせをしても返ってこないことがあるようです。また、オークションやフリマアプリなどの個人の出品者は自分で仕入れているわけではなく、自分が店で買った物を不用品として出しているケースの方が多いため、使い方などの問い合わせが来ても答えられないことも考えられます。
小型カメラは専門の知識がないと、なかなか問い合わせの回答が難しい商品です。日本語が通じない外国の業者と知らずに買ってしまったり、小型カメラのことをあまり知らない個人出品者から買ったら最後、まったくサポートを受けられないかもしれません。

小型カメラは精密機械なので稀に初期不良が起きることがあります。初期不良が起きたときのために、しっかりとした販売店では保証や初期不良の対応が設けられていますが、amaz●nなどの安すぎる小型カメラにはそれがない場合があります。フリマアプリなどの個人出品者はそうした保証規定がほとんどないと言っても大げさではないかもしれません。また、その２にも通じますが、保証があっても連絡がつかないような店もあるかもしれません。
最悪のケースでは、使い始めから壊れていて、保証もなく返事もなく買ってから1回も使えずに泣き寝入りした方もいます。

説明書が外国語で読めなかったり小型カメラがすぐに故障して使えなくても割り切って使える、お試し感覚で小型カメラを買ってみたいという方は安い小型カメラを買ってみるのも良いでしょう。
お試しとして買うのに適したお手頃な価格なので、リスクを受け入れることさえできればとてもお得です。

すでに小型カメラを使い慣れている、もしくは機械操作に自信があり、説明書やサポートがなくても小型カメラを使いこなせる方は、あえて説明書やサポートにお金を払う必要がないため、安い小型カメラを買うのも良いでしょう。
ただし、小型カメラの操作は一般の家電とは違って操作状況が分かりにくいため、説明書がないとコツや感覚で操作するしかありません。少しでも操作に不安がある場合は説明書つき、サポートつきの小型カメラを買いましょう。

説明書やサポートにも価値があるのは分かったけど、それでもできるだけ安い小型カメラがいい・・・そんなときにおすすめの小型カメラブランドをご紹介！安くても安心して使える小型カメラ、あります！

アキバカムオリジナルは小型カメラ販売の老舗、アキバガレージの小型カメラブランドです。全種類全商品に日本語説明書を完備し、購入後のアフターサポート付きです。なおかつ入荷時に全台動作チェックを行って初期不良を減らしつつ、保証を1ヶ月設けています。幅広い価格帯で安いものは1万円以下から取り扱っているため、手厚いサポートが受けられつつも安く小型カメラを買うことができます。

●日本語説明書付き！
●全台動作チェック済み！
●アキバカムオリジナルより更に低価格！

コストカット部はアキバガレージがコストを極限までカットした低価格小型カメラブランドです。日本語説明書付き、全台動作チェック済みと安い小型カメラを買うのに不安な部分を解消しつつ、保証なし(初期不良10日以内のみ対応)、サポートなしと、人によっては不必要な部分を削ることで、商品の安全性と低価格を両立した小型カメラです。お試しで安いカメラを買うなら、こちらがおすすめです。

今回は安い小型カメラを買ってはいけない理由を解説しました。
解説した通り、数千円の安すぎる小型カメラには何かしらのワケがありがちです。
しかしこれは、安い小型カメラがずさんというよりは、工場で作った小型カメラをそのまま出しているという感じです。そんな小型カメラに、各販売店が「日本語説明書」「保証」「サポート」をつけて手厚くし、そこに付加価値として値段をつけているのが1万円前後～のちょっと高めの小型カメラです。その中間が「コストカット部」にあたります。
南国直送のココナッツを丸ごと買って自分で割って飲むか、お客様相談室が書いてあるペットボトルのココナッツジュースを買って飲むかくらいの違いがある・・・かもしれません。

数千円の安い小型カメラを絶対に買ってはいけないわけではありません。しかしどうしても失敗リスクはあるのであまりおすすめはしませんし、この付加価値にお金を払うか、それともある程度のリスクを承知で安いカメラを買うかはその人それぞれの好みです。
ぜひ今回の解説をご参考いただき、良い小型カメラをお買い求めください。