小型カメラを買う時に最初に決めるべき事【3選】
小型カメラを購入するにあたって、お客様が最初に見るのはやはり「形」。
当店で購入される方も、まずは使い方や使う場所によってそれに合うような形の小型カメラを探す方がほとんどです。ですが、小型カメラは商品によって【機能】が大きく異なってきます。
実際に形がきまっても、欲しい機能が付いていなかったりして、結局一から選び直し…なんて事がよくあります泣
今回は当店スタッフが考える、「まずは最初に決めるべき事(機能)」を3選でご紹介します!
機能を決めてからの方が機種を絞りやすく、より効率よく商品が探せるのでぜひ参考にしてみてください!!
その① 稼働時間の長さ
その② スマホで見られるか(Wi-Fi機能)
その③ 暗い場所で撮影をするかどうか
番外編 画質の良さ
まとめ
まず最重要なのは「稼働時間」です!ここでの稼働時間はフルで充電した時に何分、何時間連続で撮影ができるかになります。
小型カメラは商品によってかなり稼働時間が異なります。せっかく決めたのによく見たら時間が全然足りない…そういったことはよくある事。
傾向としては、形が小さければ小さいほど内蔵バッテリーも小さくなってしまうので稼働時間も短くなるのが小型カメラ系の常識です。よく小さくて長時間が撮影できるものをと相談されますが、単体可動ではほぼ不可能になります。
その場合は、外部電源接続を使用するのが良いですが、電源の確保が必要なのでご注意を。
ちなみに単独で長時間の録画を行いたい場合は【モバイルバッテリー型】がおすすめです!
最近、お問い合わせが急激に増えたのが「スマホで見れるかどうか」です。
Wi-Fi機能があればスマホでリアルタイムで見れたり、録画したファイルをスマホ上ですぐに確認したりと超便利!
誰しもが欲しいと思うWi-Fi機能ですが、Wi-Fi機能にはAP接続(直接接続)とIP接続(遠隔接続)があります。AP接続はスマホと本体を直接つなぐ方法で、インターネット環境は必要ないですが、距離が限られます。商品によって異なりますが、開けた場所でおおよそ5~10m程度が範囲になるので離れた場所から確認する事はできません。IP接続は離れた場所でもリアルタイムで確認する事ができますが、本体の設置場所にインターネット環境が必須です。購入されるときは違いに十分に注意してください。
また、当店ではできる限りのサポートをしていますが、商品ではなく環境が原因だとサポートが難しくなるので、突然接続できなくなった時などに対応出来る様、ある程度のWi-Fiに関する知識と理解も必要です。
自宅の留守中や会社の退勤後など、真っ暗な場所での監視や撮影をしたい場合は「赤外線機能」が必須になります。
赤外線機能を使うと、あたりに光がない暗闇でも撮影が可能です。赤外線にも2種類あって、「可視」と「不可視」があり可視は目に見える(と言っても真っ暗の中でぼんやりとですが)赤外線で、不可視は目に見えない赤外線になります。
ただし、赤外線を使用するとバッテリーをかなり消費してしまいます。目安としては記載の稼働時間の大体半分程度まで下がるので、赤外線ありきで考えている場合は、表記の稼働時間では足りなくなる場合があるので気を付けましょう!
なお、赤外線とは別に【暗視補正】という機能がありますが、暗視補正機能はあくまで(光源がある)暗がりで明るさを補正して撮影してくれる機能なので、真っ暗では機能を活かせないのでご注意を。
映像のキレイさに関しては、人によってはある程度うつれば問題ない人も多数いるので番外編とさせてもらいました。
最近はどの機種もある程度の水準の高い画質(1080P以上)を持った小型カメラがほとんどなので、特にこだわりが無ければ気にしなくてもいいですが、とにかくキレイな映像で撮影したいのであればやはり解像度が【4K】や【2.3K】などの高解像度の小型カメラを選択しましょう。また、映像のなめらかさにこだわりたい場合は、解像度ではなく【フレームレート】を確認しましょう。フレームレートは【FPS】で表記されていて、数字が大きければ大きいほどなめらかな映像の撮影が可能です。
小型カメラは本当に多くの種類と様々な機能を持った商品が存在します。
ついつい形だけ見てパッと決めて購入してしまい、アレが無かったコレが足りないと後で気づいてしまう事も…
もちろん形は超重要ですが、その前に自分が撮影する時にどれくらい撮影するかやどういった時に撮影するかでしっかりと必要な機能や仕様を事前に確認していた方が、商品を絞り込みやすくまた商品の選択を間違えないで済みます。
今回の内容を参考にして、しっかりと判断して小型カメラを購入してもらうと幸いです。
もちろんわからない機能や仕様があれば、当店まで遠慮なく聞いてください!